頑張れ!!内海造船の子供たち
広島県の尾道市に本拠を構える内海造船。管理人の生まれ育った町にその造船所は存在する。
昭和19年に発足した瀬戸田造船がその源流であるが、昭和42年の日立造船系列化以降、大きく羽ばたく事となる。
昭和47年、同じ日立造船系列の田熊造船と合併して2工場体制となり、名前を内海造船と改称した後は日立造船の指導
の下、数多くの旅客船・カーフェリーを建造してきた。現在では長距離フェリーの多くがダイヤモンド帝国から生まれている
が、その昔、内海造船は林兼下関、尾道造船、神田造船と並んで大型長距離フェリーの建造場所であった。
今では建造されるフェリーも減り、2,000総トンクラスが数年に1隻程度建造されるかされないかとなっているが、今後も小
粒でもピリリと辛い、山椒のようなフェリーを建造してくれることを願っている。
尚、このコーナーでは既に海外売船されてしまったものも含め、原則として1,000総トンを超える内海造船製フェリー・旅客
船を対象としている。
平成16年早春に撮影した内海造船。左から、「うわじま2」(宇和島運輸)、「ニュー宗谷」(東日本海フェリー)、「かとれあ丸」
(東海汽船)、「アインス宗谷2」(東日本海フェリー)である。尚、この4隻共、引退後の売船待ちであった。
ちなみに、この中で内海造船製なのは、東日本海フェリーの2隻である。
「ばにあ」(東日本フェリー)
「えさん」(東日本フェリー・津軽海峡フェリー)
「びいな」(東日本フェリー)
「ばあゆ」(東日本フェリー・津軽海峡フェリー)
「大函丸」(津軽海峡フェリー)
「フェリーはちのへ」(川崎近海汽船)
「シルバーエイト」(川崎近海汽船)
「かめりあ丸」(東海汽船)
「みやこ丸」(九州急行フェリー・商船三井フェリー)
「三河丸」(伊勢湾フェリー)
「鳥羽丸」(伊勢湾フェリー)
「知多丸」(伊勢湾フェリー)
「伊勢丸」(伊勢湾フェリー)
「ニューかつら」(大阪高知特急フェリー)
「かめりあ」(カメリアライン)
「さくら」(宇和島運輸)
「えひめ」(宇和島運輸)
「おおいた」(宇和島運輸)
「九州」(九四フェリー・九四オレンジフェリー)
「万葉」(九州商船)
「フェリー福江」(九州商船)
「フェリーちくし」(九州郵船)
「Shanghai Super Express」(上海スーパーエクスプレス)
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